
- ヤシカにまつわるQ&A
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- やりがいは何?
- 例えば事故渋滞に遭遇した際、自社で製作した救助車が走り抜けていく姿を見た時は、不謹慎ながらテンションが上がりました。その代わり渋滞で約束に大遅刻しましたけど(笑)。やりがいは人ぞれぞれですが、自分が関わったトラックの活躍を見ると、感じるものがあります。
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- 社員同士は仲良い?
- 人数の少ないサービス工場は、特にその輪は大事にしています。「同調圧力」のようなものはあまりなく、みんな自然と各人の「居心地のいいポジション」をあまり侵さないようにしています。若手は若手同士でよく集まっていて、仲良くしているようです。
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- 先輩は厳しい?
- 「見て盗め」「訊かれれば教える」というような職人気質な雰囲気は若干ありますが、いわゆるパワハラ・モラハラはほとんど無く、新卒の定着率はとても良いです。役職に合わせた教育制度も取り入れていますので、安心してください。
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- 採用で重視してる点は?
- 工業系の学校出身の子は多少有利かもしれませんが、学校で何を学んできたか、学部学科についてはあまりこだわりません。「ものづくりが好きかどうか」が重要なポイントです。プラモデルが好き、車いじり・バイクいじりが好きというような子は素養があると感じています。
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- どんな人が向いている?
- 特装事業部もサービス事業部も、同じ作業、同じ仕事というものはほとんどなく、注文が来る度に毎日異なる作業をやらなければなりません。毎日変化があることをツライ・キツイと感じる子、楽しいと感じる子の両方いますが、もちろんそんな状況を楽しめる⼦の方が向いています。
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- 「ヤシカ」の名前の由来は?
- 前身企業のひとつである「株式会社ヤシカ製作」の創業当時のメンバーの名前から、一文字ずつ取って命名されたと言われています。ちなみに世界的に有名だったカメラメーカーの「Yashica」とは関係ありません。
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- 業界の中での位置付けは?
自動車業界にはまず乗用車を作る自動車メーカーがあり、各メーカーの関連会社としてトラックを専門に作る会社があります。それらの会社は「シャシ」を専門に作るので、その下に大きなくくりでボディー業界というのがあります。
そもそもボディー業界の源流は2グループあり、昔「荷車」や「馬車の荷台」を木で作っていた会社が、木から鉄に変わり、鉄からアルミへ進んでいった「ボデー屋」グループと、戦後、高度経済成長で勢いをつけたアルミメーカーが消費拡大のために「ボディーメーカー」を起こしたグループです。
それら2グループはいわゆる「王道」で、町でよく見かける箱型ボディーを主に作っています。ところが私たちヤシカはそのどちらでもなく、専門性が高くどこにも属さない「その他」の特種車体の新規製作と、修理・改造を行っています。ヤシカは、ボディー業界の他社がやらない両極端の領域をカバーする「トラックボディーのなんでも屋さん」のような位置づけなのです。
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- オーダーメイドってどういうこと?
- 私たちの仕事の考え方の一つに「オーダーメイド」というものがあります。例えば服屋さんには、大手のメーカーが量産しているものもあれば、イージーオーダーのメーカーもあり、街の小さなテーラーメイド店があります。自分の要望をすべて叶えた服を手に入れるには、多少値が張るかもしれませんが、量販店ではなく、テーラーメイドで体中を計って作るほうが良いでしょう。私たちはそのボデー屋版で、大手メーカーでは対応しきれない特種車体を、一台一台オーダーメイドで作っているのです。
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- 一番大切にしている業務姿勢は?
- 営業部門には「正直でありなさい」と言っています。見栄を張らず、お客様と対等な立場で誠意をもって接する姿勢を重視しています。製造部門には、「迷ったら過剰品質でやりなさい」と言っています。最もありのままの自社営業をしてくれるのは製品自体です。仕上がりに迷いがあるときは納得のいく品質を選ぶよう指導し、製品の仕上がりで技術力・提案力・対応力をアピールできるようにしています。